技術に対する基本方針

 あさがを通信技術では、より確実な盗聴器盗撮カメラの調査を行うため、常時技術研鑽に注力しています。

現場に置いては、複数の調査方法による基本調査の他、状況によっては、+α の調査を加えて、万全の体制で調査いたします。 あさがを通信技術の技術力アップは、盗聴器周りの以下のような技術を熟知するところから始まります。

  • 現行の盗聴器盗撮カメラ、そこに応用されている技術
  • 最新の通信技術
  • 盗聴器発見に適した機材の実力

を、常に情報収集し、現状の調査方法に甘んぜず、

  • どのような盗聴器にはどのような調査方法が適切か?
  • より簡単に、より確実に、盗聴器の有無を判定し、存在する盗聴器を発見する方法
  • もし、最新の通信技術が応用された場合は、どのような機材でどのように対応すればよいか

を、常に模索し、検討し、常に最高水準で調査が出来るよう、前進しています。 なお、あさがを通信技術の調査責任者は、盗聴器を撤去する際に必要な第二種電気工事士、及び電気通信AI・DD総合種工事担任者国家資格を有しております。

特殊な盗聴器への対応

あさがを通信技術では、一般的な盗聴発見業者が対応していない特殊盗聴器にも対応しております。

以下にいくつか例を示します。


スイッチのON/OFFする盗聴器

電灯スイッチなどに連動するもの、音声を感知するもの、リモートでスイッチをon/off出来るものなどについては、当方の機材を用いるなどして、強制的にスイッチをonにして調査いたします。

スクランブル、デジタルなど音声復元の不可能な盗聴器

理論上、盗聴された音声は、盗聴犯にしか聞くことは出来ませんが (偶然当方の所有している受信機とシステムが一致した場合は傍受可能です)、スペクトルアナライザー、その他の機器が、どのような挙動を示すかは確認済みなので、発見可能です。 盗聴波が確認された後も、ハンディ機により場所の特定も可能です。

調査機材の試験、選定、開発

使用機材の機能評価

 あさがを通信技術の使用機材は、メーカー公称スペック値を過信せず、必要な場合は測定あるいは実証実験を行っています。 一例として...

盗聴調査機器の性能評価状況

盗聴調査機器の性能評価

  • 公称測定範囲10~2,500MHzのロケーションアナライザー
    意外と知られていませんが、実際には1,800MHzを超えると、急激に感度が低下します(正確には、かなりの強電波でも、ほとんど無反応)。
    1,500MHz以上の電波が対象の場合(盗撮調査等)は、別途高周波専用のロケーションアナライザーを用います
  • 多くの盗聴器調査業者が使っている「~2,450MHz」と書かれたプリアンプの周波数特性も、1,500MHzを超えると急激に出力が低下し、使い物になりません。私たちは、2,500MHzまで実用に耐える特別製品を使用しています。


いかなる場合も100%の調査をするために

あさがを通信技術では、複数の調査方法、機材を組み合わせて調査致します。

  • 調査環境の違い、機材の不調、人為的ミスなど全てを完全にゼロにすることは不可能と考え、同一の対象波に対し、幾つかの方法を併用して完璧を目指します。

使用機材の選定

特注品性能評価

特注アンテナの性能評価
(高周波盗撮カメラ用)


 あさがを通信技術では、各調査項目に最も適した機材を厳選しております。

  • メーカーの推奨する組み合わせ、付属品以外でも、効果のある機材部材を検証し、採用しています。
  • 満足のゆく市販品がない場合は、自社開発も手がけております。

調査責任者の技術力向上


工学部出身のせいか、最新の技術動向には興味津々。
常に、最新の盗聴技術に対抗すべく研究をしております。

さらに、調査依頼者の広範囲な不安に対応すべく、周辺の技術についても勉強しています。
特に、資格更新のために毎年レポート提出が必要な「情報通信エンジニア」の更新研修テキストは、大変役に立っています。