ケータイ電話も盗聴器に!

携帯電話も、設定の仕方により、盗聴器に早変わりすることがあります。
とある省庁の某室で、対策として、ケータイ持ち込み禁止令が出されたようです・・・・・


外務省、幹部室はケータイ持ち込み禁止 盗聴防止のため

 外務省は来月1日から、局長・部長級以上のすべての幹部の執務室に携帯電話の持ち込みを禁止する。携帯電話の持ち主が知らない間に、端末のマイク機能を何者かが使って周囲の会話を盗聴するケースがあるといい、秘密保全の観点から禁止対象の拡大に踏み切った。
 この盗聴方法は「ロービングバグ」と呼ばれ、遠隔操作でマイクを働かせる。外務省では06年から大臣室、事務次官室など一部で携帯電話の持ち込みを禁止し、入室者は入り口で専用の箱に端末を預けていた。今後はほかの幹部室でも同様の措置を取る。外部の訪問者だけでなく外務省職員も持ち込みを禁じられる。
 外務省によると、防衛省や内閣情報調査室でも同様の対応が取られているという。

2009年8月29日8時27分 asahi.comより

こういうことを書くと、「携帯電話を持っているだけで、盗聴されてしまう」と勘違いする人が出てきます。
あくまで、その携帯に”ある設定”をしないと、できません。悪意のある人間にその携帯の設定を変えられなければできません。つまり、その携帯をその悪意の人間に渡さなければ防げることです。
ただ、その管理をしっかりできない人がいる、ということでの対策で間違ってはいないと思いますが...