アドバイスの仕方

調査後にいつも、調査結果と依頼者の相談に応える形で、アドバイスを行っています。
このアドバイスについて、2つの出来事があり考えさせられました。


 
 
あさがを通信技術の調査では、調査結果を提示して終わりではありません。
依頼者の不安を出来るだけ取り除ける様、思い違いを正し、今後の生活を、考え方を改める様アドバイスすることも少なくありません。
 
先日、いつもの様に色々アドバイスしていたら、「こちらがお金を払ってるのに、なんでそんなことまで言われなきゃなんないの!」と怒られました。
その時は、一瞬「あぁ、こちらがこれだけ親身になってアドバイスしてるのに通じない人もいるんだな」と、思ってしまいました。
その後も、色々話し、最終的にはこちらの言ってることを吸収し、「ありがとうございました」と言ってくれたので良かったのですが....
 
 
その後、仕事とは全く別の所でこんなことがありました。
 
全く知らない方とのやりとりの中で、なんだか怒られている様な言われ方をされたのです。
実際に先方は怒ってたのかも知れませんが、文面通りなら、こちらのことを思ってのアドバイスだった様ではあります。
しかし、その書き方(メールだったので)があまりに、こちらの気持ちに配慮しない、というか気持ちを逆なでする様な書き方だったので、その”アドバイス”の内容より、言い回しにムカっと来てしまいました。
 
しかし、これは、前述の私のアドバイスも、依頼者からすれば同じように受け取られたのではないか?と思うのです。
 
どんな適切なアドバイスも、どんな相手のことを思った助言も、客観的な正しい方法も、相手が聞き入れられる様な言い方でなければ、全く意味がないんじゃないか?と深く反省させられました。
 
 
この12月で、この仕事を起ち上げて丸14年になりました。
調査技術は研究調査で確立できますが、最終的に依頼者を安心させることは一朝一夕では身につきません。
この14年で得た経験は、仕事上も、仕事を離れたところでも、あさがを通信技術の宝です。
この宝を、依頼者・相談者に少しでも還元できる様に、日々精進して参りたいと思います。
 
 
自分で読み返して、最後は歯の浮く様な言葉になってしまいましたが、まだまだ完璧とは言えず、前述の様な失敗?を積み重ね、日々勉強中ということで、恥を忍んでここに記録しておくこととしました。